【刀の名工のように強みを鍛える】習慣化の強み
強みってますか?
シズマです。
最近、また5時起きを始めました。
寝るのは23時くらいなので、6時間睡眠くらいをキープ。
前はよく5時起きをしていたのですが、寒くなってきてからは、起きるのが辛くなってしまっていたので辞めました。
だって気持ちいいじゃないですか。二度寝。
まあ起きて何かしてれば自然と目が覚めますけどね。
それになんだか時間を有効活用できている感があります。
というわけで、今回の強みは「習慣化」です。
意識がけ次第で毒にも薬にもなる。
僕のGODメンターが与えてくださったアルファにしてオメガ、初歩にして最終奥義のようなやつです。
早速ご紹介させていただきますね。
習慣化とは?
我々自身は繰り返し行っている行動により作られる。したがって、優秀さは行動ではなく習慣によるものだ。
(引用元:--アリストテレス(哲学者)「二コマコス倫理学」より)
もうウン千年の昔の方が、習慣化についておっしゃっておられます。
ここで習慣化について、再確認したいと思います。
習慣化とは、無意識に行動や思考を繰り返す状態になることを指します。
冒頭でお話しした5時起きのパターンなんかがそうですね。
僕たちは非常に細分化された習慣を繰り返すことで生活しています。
通勤通学、食事や運動、ありとあらゆるものが非常に小さな習慣の上で成り立っています。
「慣れ」と言い換えてもいいかもしれません。
我々人間が他の動物と違って人間である唯一の違いの一つに、この習慣があります。
なぜ習慣化が難しいのか?
こんな経験はあるでしょうか?
「TOEICの勉強した方が有利」と聞いて、とりあえず英語の勉強を始めてみたものの、長続きせずに途中で辞めてしまった。
ダイエットのためにジムに通い始めたものの、結局行ったのは最初の3ヵ月だけだった。
おそらく大半の人が経験があると思います。
僕もわかりみが深すぎて、他人事ではいられません。
なぜ続けることは難しいのでしょうか?
考えられる理由をいくつかピックアップしてみました。
すぐに効果が出ないので飽きる
目標設定が高く、完璧にこなそうとしてしまう
本当にやりたいことではない
大事なポイントはモチベーションですね。
意思決定と言いますか。
「何か決め事をする」というのは、脳に負担を強います。
新しいことをチャレンジする時に、結構なパワーを使って疲れる感覚。まさにあれです。
大半の人は、スタートさせたことを習慣化させられる前に挫折してしまいます。
続けることって、それだけ難しいことなんですね。
逆に言えば、習慣化はできてしまえば、それだけで強みになります。
習慣化の3つのメリット
習慣化のメリットをご紹介します。
目標が達成できる
社会人になってから何かの目標を達成できたって実感のある人ってどれだけいるんでしょうか?
仕事以外の目標達成になってくると、実はあまりいないんじゃないか?って時々思ってしまいます。
理由は、忙しいから。
日々、仕事や育児に忙殺されて自分の目標を達成しようとする行動って非常にハードルが高いです。
なんか別のことをやってる時間があったら寝たいし、YouTube見たい。
そんな忙しい毎日の中でも習慣化ができてしまえば、目標は達成できちゃいます。
時間の有効活用
一度習慣化ができると、その行動にかけるリソースが一気に軽減されます。
何も考えなくても、反射的に身体が動くようになります。
何かに着手する前にTwitter見てから、といった無駄な時間がカットされ、自分の目的のために使える時間を増やすことができます。
自信の蓄積
僕のGODメンターから習慣化について、ありがたい言葉をいただいていますのでここであなたにぜひ知って欲しい。
習慣化とは、自分との契約である。
何かを習慣にしたい時、これは自分との契約、約束事なんだって捉え方をしてみてはどうでしょうか。
契約って、自分と相手を信用して行うものですよね。
一度反故にしてしまえば、途端に信用を失うことになります。
習慣化に失敗した人って、「どうせまた長続きしない」って思い込んじゃうと思います。
それは言い換えれば、自分への信用を失ってしまったことを意味します。
逆に信用を深められる=習慣化が成功することができれば、それは自分への自信につながるのではないでしょうか。
自信を蓄積していけば、やがて大きな強みを得ることだって、不可能ではないでしょう。
【どうやって習慣化するか?】習慣化への戦略
習慣化にかかる時間を決める
まず、習慣化にはどのくらいの時間が必要なのかを知った上で、習慣化への道を切り開いていきましょう。
ロンドン大学の研究では、習慣化に必要な時間はおよそ18日〜254日(平均66日)の時間が必要としています。
(参考:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world)
最低でも18日間の時間が必要ということになります。
ただ、この研究では取り組んだ行動のパターンが広いため、一概にこの期間かかる、というのはありません。
「一日3回歯磨きを毎日する」程度の簡単な行動なら18日必要かもしれませんが、
「毎日腕立て伏せをする」ハードな行動なら、254日くらいの時間は必要かもしれません。
個人的には、2週間続けることを念頭において、習慣化を目指していました。
2週間なら短すぎず、長すぎず、ちょうどいい塩梅の時間なのでおすすめです。
気楽に始める
習慣化したいと思ったことは気楽にスタートしてみましょう。
この時点でよく目標設定だとか、自己分析が必要というTIPSもあります。
シズマ的には、これらを考えている時点で、時間も体力も減ってしまっているのであまりおすすめはしません。
チャレンジしていく中で、適宜修正していくやり方をおすすめします。
例えば「早起き」を習慣化させたいとして始めてみます。
今まで7時に起きていたのに、次の日には6時50分に起きた。これは小さいですが、大きな成功です。
10分間の時間をゲットできました。
しばらくそれを続けてみて、その10分を使って何ができるのかを色々考えてみましょう。
早く通勤ができて仕事の効率が上がるのか、朝食を味わう時間が増えたのか、人によってそれぞれメリットが異なると思います。
大切なのは、自分の努力によって10分が、あなたにとって要るか要らないか。
必要ならばもっと早く起きたいとポジティブに考えられますし、不必要ならば元通り10分は睡眠時間に充てます。
自分は続けれらなったのではなく、続ける必要のない習慣だったのだ。
こうに考えられれば、行動できた上に、自分への信用も深まります。
ぜひ、その視点を持ってみてください。
【低いハードルから始める】「快」の感情を捻り出す
最重要ポイントです。
それは、めっちゃ低いハードルからスタートすることです。
僕らの脳は非常にわがままです。
自分が居心地がいい状態「快」の状態になっている時は負担がかかりにくいし、
反対に居心地が悪い「不快」の状態なら継続がが困難な状態だと判断します。
筋トレがわかりやすい例です。
ジムで体を鍛えたい。でも行くのが面倒くさい!
そういう時は、まずは「ジムに行くこと」から習慣化してみましょう。
2週間くらい、できれば決まった時間にジムに行って、とりあえず自分の思った通りにトレーニングしてみましょう。
この時、負荷のかからないトレーニングであることが大切です。
最初から負荷をかけすぎると、脳が「しんどい」と判断して次から行くのが億劫になってしまいます。
時間が経って、徐々に慣れてきたら負荷を上げていきましょう。
この時点でジムに通うという習慣の土台が出来始めているので、あとは発展させていくだけです。
まとめ
以上、習慣化の強みがテーマでした。
習慣化への戦略ではご紹介しませんでしたが、同じ目標を持つ仲間と励まし合って習慣化を目指す、というのも全然ありですね!
シズマは友達いないので実現できませんが笑
今回の強み探しでまた強くなれましたか?
それではまた、次の強み探しで。
了