【箸休め】雑記です
今日から3月ですね。
このブログを初めてはや3週間くらいが経とうとしています。
後少しで一ヶ月を超えるでしょう。
読んでいただいてありがとうございます。
これからも続けていきたいと思います。
このブログを更新しているのは、読んでくれている皆様の強みに何かしら貢献したいなと思ったのはきっかけですが…
色々な強みを探していると、さまざまなところに目がいきますね。
粗探しといったら言葉は悪いですが、ヒト・モノの長所、短所に目がよく行くようになりました。
おや変わったな、と思ったのは先日のこと。
所用で、東京・高円寺に伺いました。
ご存知かもしれませんが、
高円寺というのは夢見る芸人やミュージシャンの街として知られています。
最近では「高円寺芸人」という新しいジャンルで、高円寺に昔住んでいたことのある芸人がご当地あるあるを披露して、地元民から一定の支持を受けているそうですね。
シズマは学生時代、都内の大学に通っていたのですが、
この高円寺という街が当時は嫌いでした。
駅前はごちゃごちゃしているし、汚いし、歩いている人の装いもどこか怪しい。
ここはどこだ、インドか?みたいな。
治安の悪さ(失礼)を感じていたので、当時のピュアハートな僕はビビっていたのだと思います。
ですが、この間十数年ぶりに高円寺にいったら、印象ががらりと変わっていました。
街並みとか人の雰囲気が変わったのではありません。
自分の中のセンサーが変わった気がしました。
具体的には、高円寺を「楽しい」と思うようになっていました。
ちょっとした裏通りに入ると、いい感じの居酒屋さんとか古着屋さんがあり、
また別のところに行くとおしゃれなカフェがあったり。
個人的に大好きな坦々麺のお店もあって、お客さんがサイケデリックな方しかいなかったのはウケました。
その中で、いい感じに街に溶け込んでいる銭湯さんがあったので、思わず入ってしまいました。
銭湯なんて、生まれて初めて入りました。
中は外から見たら考えれられないほど、お客さんで溢れていてびっくりしました。
一番びっくりしたのが、背中にタトゥーを入れている人が入っていたんですよ。
スーパー銭湯みたいな健康施設だとタトゥー入れている方の利用はNGらしいですが、街の銭湯はオッケーなところが多いらしいですね。
歴史的な経緯とかDNAもあるので、根本にある考え方が違うのだと思います。
お風呂に入って、しばらく経って、自分の中の感じ方が前と違っていることを考えてみました。
もう自分も30代。
家族も持ち、新しいことにチャレンジするにも優先順位をつけないといけない。
何が自分にとって必要な学びか?
どうやって強みを探していくか?
自分と家族の「ありたい姿」とはなんだ?
こんな思考に頭が囚われてしまって、ぼーっとしてました。
お風呂から出た瞬間、何とはなしにさっきの感情が言葉になりました。
余裕がある。
この一言に尽きました。
高円寺で街並みをゆっくりとみる余裕も、こうして素敵な温泉を見つけて入ってみようと思う気持ちも、そしてこうしてブログをかけている時間も。
30代に入ってしまったから、当然無茶な行動はできません。
ですが、自分にはこれまで得てきた自分だけの「人生経験」がある。
僕の人生経験なんぞがどんな役に立つのかいまいちよく分からないですが、
過去の辛い経験が、いま僕の余裕を作ってくれていることに気がつきました。
考え方によっては、この余裕も強みと言えるかもしれません。
大体のことも受け入れて流せる柳のようなメンタル。
その日は何か大事なことに気づいた感じがして、少し心が軽くなった気がします。
とはいえ、強みを持っている人を見るとハンカチ噛むくらい羨ましいのは変わっていないのですが。
以上、時たま書きたくなる駄文をチラ見していただいてありがとうございました。
街歩きで強み探し、なんてこと企画も面白そうですね。
クソマイナーな街に突撃して、その街の「強み」も発信していけたら面白いですね。
それでは、また次の強み探し沼でお会いできることを楽しみにしています。
了