シズマの強み探し沼にハマってやってみた

強みがない30代が強みになりそうなものならなんでも書いていくブログです。

【小休止】雑記タイム

シズマです。

 

今回は雑記タイムです。

 

ちょっと休憩っていうニュアンスの言葉を毎回タイトルにしていますが、

ずっと続けていたらそのうち尽きるだろうなと、なぜか今から焦っています笑

 

このブログがスタートしてから、早いものでもう一ヶ月です。

 

アクセス数もチラチラ上がってきてるのを見ると、自分のブログが誰かに見てもらえるのって嬉しいものですね。

 

少しでも何かのお役に立てれば、と思い、このブログはまだまだ走り続けます。

 

ところで、先日「人のつながり」について考えさせられる機会がありました。

 

いずれご紹介すると思いますが、今僕はじっくりこの本を読んでいます。

 

 

僕の現職は商社なのですが(もちろん伊藤忠のようなビッグカンパニーじゃないですよ)、

企業努力を重ねてきた総合商社がどんな歴史をたどってきたのか、個人的に興味があって読み始めました。

 

詳しい内容はネタバレになってしまうので書きませんが、伊藤忠みたいな強みしかないように見える会社でも、めちゃくちゃ苦労してきて今のポジションがあるんですよね。

 

伊藤忠の現会長は、商社の最大の資産とは「人材」であるとおっしゃっています。

 

製品で差別化するメーカーと違い、商社は人で差別化します。

 

人のつながり、人の魅力ーー連想できるものは多々ありますが、人と濃密に関わって利益を弾き出すビジネスモデルは、商社が群を抜いているでしょう。

 

僕の会社でも、経営陣がお友達(綺麗な言葉でいうならビジネスパートナー)とゴルフや接待にハマり続けています。

 

そんなことやってる金があるなら人材投資しろよ、と、このところずっと思っていましたが、最近になって考えが変わり始めました。

 

彼らは多分楽しいというのもあるのでしょうが、そのお付き合いが会社にとって利益になると確信しているから、勤しんでいるわけです。

 

そうして築き上げていかれた資産が「人脈」になるわけです。

 

この気づきはシズマにめっちゃブッ刺さりました。

 

シズマの極上苦手分野である「人とのつながり」で勝負する世界が商社なのだと。

 

強みとは、個人の能力の他に、人脈も当然あります。

 

実際に、フリーランスの方は会社の看板をもっていないのでセルフブランディングして必死に人脈を築いて仕事をしています。

 

そうして仕事にコミットし続け、いわゆる得意先様、を作っていって、自分のビジネスを作っていく。

 

そうした人脈は自分が困った時でも助けてくれる強力なネットワークに成り得ます。

 

だから、人脈を持っている人間は強いのです、とここまで人脈もクソもない30代陰キャが語らせていただきました。

 

はっきり言います。

 

人脈の強み探しやりたくないです笑

 

暗い部屋でコツコツブログ書いたり読書したりすることが大好きな僕含め、世の中に数多いるコミュニケーションが苦手な方たちは、人脈なんていうパリピの進化系みたいなものの存在を認知するだけで脳が疲れると思います(僕は非常に疲れました)

 

ここまできたら弱み探しをしている気分になります。

それはそれで面白いのでしょうが。

 

でも人脈とかめっちゃ憧れますね。

 

ないものを羨ましがるのはシズマの悪癖なのだと理解していますが、強みレーダーがビンビンにアンテナを立てています。

 

皆様は人脈もお持ちでしょうか?

 

学生時代のつながり、同じ会社の同期、なんでもいいです。

 

人とのつながりがある時点で、それはもう十分に資産と言えます。

 

どんな人脈をお持ちなのか、僕に教えてくれたらすごく嬉しいです。

 

もっというなら、僕にもお裾分けしてください。

靴磨きとか掃除できるくらいの強みなら持っていますので。

 

以上、いつも通りの散文でした。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

また次の強み探しでお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「受け止める」強みのご紹介

お疲れ様です。

 

シズマです。

 

3月も中旬に入り、急激に春っぽくなってきましたね。

 

冬に続いて、布団から抜け出すのが億劫になる時期でもあります。

 

先日、大学時代の友人ととあることで朝9時からZOOMで話す約束をしていた時のこと。

 

いつもなら朝5時過ぎには起きているようにしているんですが、その日は暖かいこともあり、つい寝過ぎてしまって9時手前で起きてしまいました。

 

慌ててZOOMを開いて友人を招待。

 

ところが、友人がしばらく経っても来ません。

 

催促の連絡を入れたのですが、なかなか繋がらず。

 

20分くらいしてようやく帰ってきた返事を見て思わず納得してしまいました。

 

春眠不覚暁 (春眠(しゅんみん) 暁(あかつき)を覚えず(おぼえず))

 

ああそっか、眠いんかあ、なら仕方ねえな。

 

僕もお言葉に甘えてしまい、その日の予定は見事に流れてしまったのでした。

 

 

さて、今回のテーマは「受け止める」ことです。

 

それではいきましょう。

 

 

結論:フラットに生きられるようになる

 

「受け止める」というのは、自分が得た情報に対して、主体的に取捨選択ができるようになることを指します。

 

「受け止める」ことができるようになると、メンタル的なノイズに悩まされなくなります。

 

ここでのメンタル的なノイズというのは、あなたに影響を及ぼすもの全般、と定義します(めっちゃ漠然としてますが)

 

分かりやすいものの例を挙げるならば、職場の上司になります。

 

その人があなたのことを見て「もっと笑顔を増やして」や「もっと明るくなって」と、普段のあなたの印象について改善するよう指摘したとします。

 

この時、上司の言葉を「受け止める」ことができない人は、上司が言ったことに対して内心で問答が始まります。

 

 

なぜそんなことを言うのか?

私はそんなに暗い人間なのか?

 

評価が下げられるのではないか?

 

 

これらがメンタル的なノイズです。

 

一度頭の中に入ってしまったノイズは加速し、やがて思考が良くない方に行ってしまって気分が落ち込むーー

 

こんな経験、あなたにはないでしょうか?

 

「受け止める」ことができるようになると、このノイズが一気に減らせます。

 

思考停止することなく、自分に必要な意見、アイデアだけを取り込めるようになるのです。

 

根拠もなく同意しなくていいし、他人と同じ意見を持つ必要もない。

 

自分は自分でいいのだ。

 

そうに思えるようになると、フラットな精神で毎日を過ごすことができます。

 

 

【受け止めること】受け入れるとの違い

 

似たような言葉に「受け入れる」という言葉があります。

 

相手を認めるといったニュアンスを持つ言葉です。

 

英語のイメージならagree、commit、acceptあたりが該当しますね。

 

一方、「受け止める」とは英語で該当する言葉で表現するとcatch、receiveです。

 

野球のキャッチボール、バレーボールのレシーブのイメージです。

 

受け入れるのは、相手の方向から来たものをそのまま吸収する。

 

受け止めるのは、相手の方向から来たものを自分の前でピタッと止める。

 

同じようでいて、全然違う言葉ですね。

 

最近ではこの「受け入れる」ことを推奨されることがやたらと多いようです。

 

「受け入れる」=「聴く」のイメージと結びつけられてよく語られます。

 

傾聴や聞き上手、といったワードに敏感な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

確かに「受け入れる」ことはとても重要です。

 

「受け入れる」ことなしに、相手と円滑な人間関係を築くことは無理でしょう。

 

ですが、前提として「受け入れる」ことの危険性も理解しておく必要性があるように思います。

 

その危険性とは、自分の「受け入れられる」キャパシティを超えてしまうと、破裂してしまうことです。

 

僕はかつてこの危険性を身をもって経験したことがあります。

 

僕が前の会社で営業マンだった頃、この「受け入れる」ことを至上命題のように掲げてクライアントと応対する風潮がありました。

 

 

クライアントの無理難題に対して、自分たちが徹底的にできることを考えて実践しろ。

 

できるだけ相手の理不尽な要求に対して沿うように努力しろ。

 

 

当時、その会社は業界の中でも競合他社に負け始めていて、差別化戦略に喘いでいた時期でした。

 

その中で考え出されたのが、とにかくクライアントの話を「受け入れて」、無理やり自分たちの行動に反映させようとしたことです。

 

その結果、どうなったのか?

 

赤字になってしまい、以降、利益が出るような会社ではなくなってしまいました。

 

自分たちのリソースをクライアントのために削ぎ続けて、肝心の営業利益が出せなくなってしまったのです。

 

その考え方は企業体質として染み付いてしまって、倒産までは行かないまでも業界最底辺に格下げになり、魅力のない会社となってしまいました。

 

これまでの営業活動を否定されたように感じた営業マンは自信をなくし、去っていった営業マンもたくさんいました。

 

僕もそのうちの一人です。

 

今まで自分たちが「受け入れて」きたことの危険性を、会社が危急存亡の状態にやってようやく気づくことができたのです。

 

相手のことを「受け入れ」すぎてしまって、自分たちの対応できるキャパシティを超えてしまった。

 

もっと早く気づくべきだったと後悔していますが、当時の僕は「受け入れる」=「聴く」と勘違いしていて、ひたすら「聴く」トレーニングをしていて周りが見えていない時期でした。

 

(ちなみに「聴く」ことについての記事を過去に書いていますので、興味のある方はチェックしてみてください)

 

sizuma-inoue.hatenablog.com

 

確かに「受け入れる」ことは他者理解において重要です。

 

ですが、なんでも「受け入れる」というのは一見聞こえはいいものの、冷静に判断する瞬間がないように思えます。

 

思考停止しているようにも思えてしまいます。

 

まずは相手を「受け止めて」、それから自分に必要だったら「受け入れる」、不必要なら「受け入れない」。

 

そんな余裕も必要だと思います。

 

 

「受け止める」ことの2つのメリット

 

「受け止める」ことが習慣化してくると、二つのメリットがあるので、ご紹介します。

 

自分の頭で判断できるようになる

 

ものすごく単純なことですが、これです。

 

「受け止める」ことが自然にできるようになってくると、自分の頭で物事を考え出すのが習慣になってきます。

 

学者や有名人のメッセージというのは多くの場合、権威性を持ちます。

 

「その人が言うなら間違いない」と、根拠もなしに、多くの人は無意識に信じ込んでしまいます。

 

その瞬間、思考停止してしまっているのです。

 

これはとても危険なことで、相手がたとえ間違っていたことを発信していたり、自分に合わないことだったとしても気がつきません。

 

それが「受け止め」られるようになってくると、改善します。

 

まずは情報を「受け止めて」、自分の頭で判断し、最終的な判断を下せるようになります。

 

 

物事の大局観を持てる

大局観とは、物事の全体的な状況や流れに対する見方や判断のことを意味します。

 

よく囲碁や将棋などで、特定の局面における優劣の判断や形勢の仕方という意味でも用いられます(強みしか感じないワードですね)

 

大局観がある人は、目先の利益にとらわれずに、長期的な考えに基づいて行動します。

 

長期的に見て、物事がどう変化していくのかを予測しながら、逆算して今はどうすべきかの最善手を取ることができます。

 

「受け止める」プロセスは、この大局観を凝縮したことなのではないでしょうか。

 

大局観がなければ目先のことしか見えなくなり、失敗する確率が非常に高いです。

 

投資案件なんかがまさに当てはまると思います。

 

最近はやたらと投資を推奨する広告が散見されますが、投資のいい面ばかり見て着手するのでは、いずれ失敗します。

 

まずは投資の広告を「受け止めて」、大局観をもって判断できるようになれば、いろいろなものが見えてくるんじゃないでしょうか。

 

まとめ

 

以上、今回は「受け止める」強みをご紹介させていただきました。

 

シンプルなことですが、習慣として根付かせるのは時間がかかります。

 

その分、威力は絶大なので、ぜひ試してみてくださいね。

 

それではまた、次の強い探しでお会いしましょう。

 

 

 

 

【時間はあなたの資産です】定時帰りの強み

こんにちは。

 

シズマです。

 

最近、あったかくなってきましたね。

 

僕はこの時期が一年の中で一番好きなんですよ。

 

春は出会いの季節、なんて言うように、これから新しい「何か」に出会えるのではないか?

 

そんな予感めいたものを感じます。

 

もちろん別れの時期でもあるので、いいことばかりではないのでしょうけど。


筆が滑りました。

 

さて、今回は「定時帰り」の強みを探して参ります。

 

それでは行きましょう。

 

【今回は特定の人向けです】この記事はどんな人向けか?

 

今回の強みをご紹介する前に、まずはこの記事を読むべき方についてご紹介します。

 

この記事は、以下の項目が該当する方を想定して書いています。

 

  • 定時で帰りたいが、周りを気にしたり、頼まれごとを引き受けてしまって定時に帰りにくい人
  • 自分のペースで仕事を進められる方(事務職など)
  • 大量に業務を抱えていて、残業時間がカンストしてる人


仕事は同僚やクライアントありきで成り立っているものなので、あくまでも優先はそちらです。

 

定時帰りを実践している人は優秀な人、というイメージを最近ネットとかでよく見かけます。

 

シズマ的には、これは間違いじゃないのですが、見境なしに実践すればいいってもんじゃありません。

 

むしろ自分を押し通しすぎると、かえって顰蹙を買ってしまってマイナスに働く場合があります。

 

シズマの職場にもいますが、いわゆる働かないおじさんで、17時を回るともうネットサーフィンを始めます(僕の職場は始業が9時、定時が18時です)

 

その時間帯になるとスマホで株のチェックを始めたり、野球のニュースを見たりしています。

 

頼まれごとがあっても「もう定時近いから明日」という理由で受けてくれません。もちろん、定時ダッシュ(シズマもその後に続きますが)

 

あと1時間あるんだから仕事しろよって気持ちになりますよね?

 

まあ悪い人ではないのですが、こういう人のケースは要注意です。

 

あまりにも定時を意識しすぎてしまって、周囲に迷惑をかけているパターンです。

 

状況と場合を考えて、ソフトな感じで定時帰りを導入していくことをおすすめします。

 

【時間への意識変化】シズマの定時帰りのイメージ変遷

 

少し個人的なことになりますが、有用な気づきだと思ったのでぜひフィードバックさせてください。

 

僕は元々、営業車で地方の顧客を回る営業マンでした。

 

一日に回る顧客数はだいたい2〜3社ほど。多い時でも4社ほど回っていました。

 

当時の運転時間は片道2時間は当たり前でした。

 

会社に戻る時は夜21時を超え、それから事務処理をやって、帰宅は23時過ぎ、というのが一日のルーティン。

 

その時の僕は独身だったこともあったのですが、「定時」という概念はありませんでした。

 

決まった時間に帰っても一人でやることいえば、スマホで暇つぶしをするだけ。

 

それならば、少しでも営業して、自分の価値を高めたい。


夜遅くまで働いて、会社に貢献したい。

 

そんな思いで毎日を過ごしていました。

 

会社にはもちろん定時で帰る人もいました。

 

事務職の方はもちろんですが、中には営業の方もいました。

 

効率よく仕事をして、定時に帰る。


悪いことではないはずなのですが、当時の僕はそのスタイルで仕事をしている人が理解できませんでした。

 

長時間仕事をする時間=自分の価値を上げること

 

こういう図式が頭の中を占めていたのです。

 

したがって、仕事で息抜きをしたり、適当にこなそうとする人を見ると内心見下し、許せないと思っていました。

 

そんな暇あったら、1秒でも仕事しろよと。

 

長時間働くことが僕の中の大正義だったわけですね。

 

しかし、転職をして今のバックオフィスのポジションになると、仕事の考え方が一変しました。

 

現職企業では、間接部門=コストという力学で動いています。

 

基本的に事務職は間接部門なので、コスト削減を求められます。

 

この場合は残業代になります。

 

事務職の残業代は会社にとってはあまり褒められたコストではありません。

 

長時間労働をしていると、総務から指導されました。

 

普段の業務量が見直され、僕にパーソナライズされた業務量を割り当てられました。

 

そうすると、いくら自分の価値を上げようとして長時間働こうとしてもできず、定時で不完全燃焼のまま毎日の仕事を強制終了させられるわけですね。

 

これまで僕が信じ込んでいた図式が崩壊して、一気に自己否定感がMAXになりました。

 

当時は子供も産まれたばかりで育児にも慣れず、妻ともうまくいっていなかったので、自分の中の不満は溜まる一方でした。

 

そんな時、今でもお世話になっているGODメンターの方のコーチングを受けました。

 

コーチングで、営業から事務になった今、得たものは何か? という問いをされたことがありました。

 

失ったものばかり数えていて、得たものなど何もないと思い込んでいたばかりに、この質問は単純ですが、かなり衝撃を受けたのを今でも覚えています。

 

すぐには思いつかなかったですが、コーチングの中で次第に発見できていったのが「時間」でした。

 

時間はこれまで営業として費やしていた時間、つまり定時を超えてまで仕事をしていた時間のことです。

 

営業はその仕事の特性上、お客さんに左右される職種(僕の会社ではそうなのですが、他の会社は違うかもしれません)だったので、

 

時間の概念がある意味他人任せなところがありました。

 

しかし事務は定型の仕事が多いので仕事の時間も計りやすく、工夫次第で工数を減らして仕事を完了させることが可能です。

 

今流行りのDXを導入してしまえば、人間の手さえ要らなくなるでしょう。

 

つまり、事務になったことで、僕は時間をコントロールすることが可能になったのです。

 

一日の中で時間がかかりそうな仕事は集中できる時間帯にやったり、クオリティを追及したい案件があればスケジュール化・見える化してじっくり取り組んだりできました。

 

さらに強制的に定時で帰らされるので、その後の時間を活用して資格の勉強や読書をしたりする時間に当てることにもチャレンジできました。

 

育児にも余裕も出てきて、妻との関係も改善してきて、いつの間にか営業時代の考えなどひっくりかえっていました。

 

そこから、僕の定時に対してのイメージが変わっていきました。

 

毎日できれば定時で帰りたいので、そのために全集中で仕事に取り組むことも次第に習慣となって行きました。

 

不思議とそういうモチベーションでやった仕事はミスが少ないし、褒められることも増えた気がします。

 

こうして、定時で帰れることに感謝しつつ、自分にとって価値ある時間を手にいれることができたのです。

 

思えば、営業時代に自分のためにと思って仕事に費やしていた時間は、会社のために捧げていたことに気がつきました。

 

会社は対価としてお金をくれますが、結局それだけだったんですよね。

 

生活費とか、スマホ代とかですぐに消えてしまうだけのお金。

 

それでもひたすら自分を信じて貫いていたあの時代は、少し不器用だったのかもしれません。

 

もちろんこれは僕の考えなので、全てにおいて当てはまるとは思えませんが。


【定時外の時間はあなたの資産】定時帰りのメリット4つ

 

定時帰りのメリット3つ、挙げてみました。

 

目標達成する能力がつく

 

定時帰りを実践させるためには、一日の仕事量と工数、そして掛かる時間をざっと掴む必要があります。

 

「いつまでにこの仕事を終わらせる」って意識がものすごく強くなるのです。

 

この考える癖は、TOEICの勉強で非常に役に立ちました。

 

試験日は決まっているので、目標スコアを掲げて、必要な勉強時間の把握と勉強内容、重点的に取り組む内容を大まかに掴んで実践していきました。

 

勉強の始めと終わりを意識すると、ダラダラやるよりもかなり集中して取り組むことができたように思います。

 

労力の分配が上手くなる

 

目標達成する能力と関連しますが、時間は有限であるという意識を持つことで、自然と体力の節約もできるようになった気がします。

 

当たり前ですが、仕事って体力をめっちゃ使いますよね。

 

目標達成能力が高まってきて作業時間の見通しをつけるのが上手くなってくると、仕事の優先順位をつけるようになってきます。

 

重要な仕事にはガッツリ集中して体力使って、優先度が低い仕事は流してやる。

 

こうしたリズムが作れると、定時の後でも何かする体力が温存できますよ。


時間を有効活用したくなる

 

時間が有効活用できるようになってくると、今度は時間が余り出します笑

 

いわゆるスキマ時間ってやつですね。

 

これができてくればしめたもの。

 

余った時間で休憩する、というのもいいですし、興味のあることをネットで情報収集してもいいと思います。

 

しかし仕事中であれば周りの目が気になりますよね?

 

僕は暇な時は会社のシステムから売上の分析とか、潜在顧客の抽出をしてリストにし、営業担当に渡していました。

 

僕の会社ではこれは営業が本来やる仕事なので、厳密な意味では事務は行う必要はありません。

 

ですが、手持ち無沙汰になると何かしたくなるんですよね。意味のあることが。

 

エクセルのスキルアップもついでにしたかったので、見やすくする技術とかをネットで調べて実践していました。

 

すると、課内の新規顧客開発部隊のサポートを任されることになりました。

 

これは僕的には小さな成功体験ですが、定時帰りの意識がもたらしてくれた恩恵だと思っています。

 

まとめ

 

以上、定時帰りの強み探しをテーマにしました。

 

この記事を書いていて、ネットで情報収集をしている中、定時帰りを巡っては色々な意見があることを知りました。

 

個人的に同意できない意見が、定時帰りする人は空気を読めないという意見でした。

 

これはシズマ的にはNGな意見です。

 

定時外の時間はその人の自由ですし、貴重な人生の時間の一部です。

 

それを侵害することは、誰であっても許されることではないでしょう。

 

冒頭の「働かないおじさん」はかなり問題ですが、空気を読みすぎて定時帰りできないのもまた問題だと思います。

 

長時間仕事をした人が偉いのではなく、時間を活用して価値のあることを作れた人が勝ちなのです。

 

そんなメッセージをお伝えしたくて、ちょっと長めの締めといたしました。

 

今回も読んでくださりありがとうございます。

 

それでは、また次の強み探しでお会いしましょう。

 

【誰にとっても永遠のテーマ】「聞いてもらう」強み

どうも、シズマです。

 

強みマシマシできてますか?

 

最近はありがたいことに、アクセス数が本当に少しずつ伸びてきております。

 

とりあえずブログの投稿を習慣化(興味があれば↓をどうぞ)

 

sizuma-inoue.hatenablog.com

 

するのが当面の第一目標ですが、

それでも嬉しいですね。

 

少しでもフィードバックしていけたらいいなと思います。

 

さて、今回の強みは「聞いてもらう」ことになります。

 

昨年発売された書籍『聞く技術 聞いてもらう技術』のご紹介もいたします。

 

個人的に今までご紹介したどの強みよりも最強クラスの強みな気がしています。

 

これをできたら飛躍間違いなし!

 

この記事はどんな人向けか?『聞く技術 聞いてもらう技術』

 

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この記事は【人の話を聞くことが苦手な方】【聞く系の本を読んでいるけど効果がない】等、聞くという行為の苦手意識を持ってらっしゃる方向けの記事になります。

 

いきなりですが、あなたは聞くことが得意でしょうか?

 

得意だったら、それは素晴らしい。ぜひその強みを僕にも10000分の一でいいからください。

大事に育てます。

 

僕は人の話を聞くのが超苦手です。

 

特に何か症状を抱えているというわけではなく、単に向き不向きの問題です。

 

昔から人の話を聞くのが苦手でした。

だって興味ないし、自分のことを考えていた方が楽だし、余計なストレス抱えなくていいし。

 

そんな考えがこの本に出会ってから変わりました。

 

あまり見ないタイトルですよね。

 

聞く系の本は本屋さんにいけばたくさん並んでいますが、どれも等しく役に立ちません。

 

営業マン時代、必死に聞く系の本を読み漁りましたが、どれも再現性がありませんでした。

 

笑顔を作って頷くとか、適切に質問を返すとか。

 

どれも大事ですし、実践できる方はいるのでしょうけど、僕にはできませんでした。

 

そんなことをしている余裕がなかったんですよね。

 

巷に溢れている本たちは、きっと元来聞くことに長けてらっしゃる方か、もしくはベースとなる経験があってさらに磨きをかけたい方向けなのだと思いました。

 

それが、この本は他の本とは違いました。

 

「聞く」のではなく、「聞いてもらう」

 

構ってちゃんになれってことかな? 

 

結論はそういうことなのですが(笑)、その効用は自分から主体的になる「聞く」よりも遥かに意義のあるものでした。

 

英語で言うならmeaningfulって感情でしたね。

 

次の項から、その威力をご紹介します。

 

 

[: contents]

「聴く」と聴く

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「聞く」と「聴く」。

 

この二つの行為の違いを正確に知ってらっしゃいますか?

 

僕は知りませんでしたので、確認の意味をこめて以下記載します。

 

聞く声が耳に自然と入ってくる状態で、語られていることを言葉通りに受け止めること。

 

聴く意識的に相手の声を耳に入れようとする状態で、語られていることの裏にある気持ちに触れること。

 

ざっくり分けて、「聞く」が受動的で「聴く」が能動的って感じですね。

 

一般的には「聴く」の方が重要だと多くの人が指摘しています。

 

僕が営業マン時代は、毎日のようにこの「聴く」行為を求められていました。

 

傾聴スキルなんて言葉もあるように、相手の話を理解して、相手が真に求めているニーズを汲み取り、提案すること。

 

そうすることで相手に「この人は分かってくれている」と思わせられて、信頼してもらえるって寸法です。

 

営業マン時代、僕はこの「聴く」スキルを必死にトレーニングしました。

 

なんとか売上を上げて、会社に貢献するために、そりゃもう必死で練習しましたよ。

 

頷きまくって、不自然でも笑顔を作って相手の話を「聴き」まくる。

 

そうすることで何かが変わるだろうと、その時の自分は思っていました。

 

結果、何も変わりませんでした。

 

どんなに練習したところで相手の話が「聴け」ない。

 

お客さんから「いい提案をありがとう」と言われても、成約に結びつかない。

 

そりゃそうですよね。

 

いくら本やセミナーで教えてくれる小技を真似したところで、相手の気持ちを汲み取ることができなかったら「こいつはダメなやつ」だと思われても仕方ありません。

 

そんな経験もあり、精神的に辛くなって、いったん営業から離れました。

 

いくらか時間が流れ、この本に出会えたのはまさに必然と呼べるタイミングだったのかもしれません。

 

ここで、僕が読んでいて思わず唸ってしまった文章を本から抜粋します。

 

それでは、「聞く」と「聴く」のどちらが難しいと思いますか?  
実を言えば、僕はずっと「聴く」のほうが難しいというか、レベルが高いと思っていたんです。   (中略)
浅はかでした。 
どう考えたって、「聴く」よりも「聞く」のほうが難しい。「なんで?」と思われるかもしれません。 
でもね、「話を聞いてくれない」とは言うけれど、「話を聴いてくれない」と書くと違和感があると思いませんか? 
「聞けない」ことはよくあるけど、「聴けない」というのはすごくレアな例です(イヤホンが壊れたときくらいですかね)。 
つまり、「なんでちゃんとキいてくれないの?」とか「ちょっとはキいてくれよ!」と言われるとき、求められているのは「聴く」ではなく「聞く」なのです。
そのとき、相手は心の奥底にある気持ちを知ってほしいのではなく、ちゃんと言葉にしているのだから、とりあえずそれだけでも受け取ってほしいと願っています。
言っていることを真に受けてほしい。それが「ちゃんと聞いて」という訴えの内実です。

(『聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書)』東畑開人著から抜粋)

 

 

この文章を読んだ瞬間、当時の疑問が氷解しました。

 

当時の自分は「聴け」なかったのではなく「聞こう」としなかった。

 

当時、僕はどうでもいい「聴く」行為ばかりに目がいってしまっていて、真に相手の言葉を「聞く」ことができなかったのではないか?

 

能力や適正の問題ではなく、「聴く」と「聞く」の違いを誤解していたからじゃないのか?

 

当時の自分の認識の甘さが、結局のところ原因でした。

 

小手先の技術ばかり磨いていて、真に「相手の話を聞く」スタンスに目が向かなかったのは、完全に僕の責任でした。

 

相手にとっては、心からの傾聴など求めてはいない。

 

本当に求めているのは、その場で話すことを受け止める、つまり「聞いて」ほしいだけ。

 

今振り返ると、そうに思います。

 

 

「聞く」「聞いてもらう」の循環

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本書の中で、印象に残った文章があるのでご紹介させていただきます。

 

 おそらく、今「聞く」がこれほどに必要となっているのは、社会が慢性的な欠乏状態にあるからなのでしょう。

 「失われた30年」と言われるように、僕らの社会は残念ながら、うまくいっていません。少子高齢化や格差など課題は山積みで、多くの人が不安を抱えています。
 

 そして、それを短期的に解決することも、社会にはできません。ある課題をケアすれば、別の課題が生じるというように、資源が圧倒的の不足しているから、人々の痛みを消すことができずにいる。
 

 余裕のない社会がそれでも社会であり続けるために、「聞く」が求められています。しかし余裕がないからこそ「聞く」自体が不全に陥っている。
 

 これが僕らの置かれている状況です。
 

 ポイントは孤独です。
 

 孤独こそが聞かれねばならないのですが、孤独を聞こうとすると、聞く人も孤独になります。そして、孤独になると、人は聞くことができなくなります。

 「聞く」の中核にあるのは孤独の問題です。

『聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書)』東畑開人著から抜粋)

 

他人の話を聞くことばかりに追い立てられてしまって、肝心の自分の話を聞いてもらうことができない社会。

 

自分自身のことで精一杯なのに、なぜわざわざ興味もない他人の話を聞かなれけばならないのか?

 

シズマは今も昔も、この気持ちに支配されている気がします。

 

著者は自分の側に余裕がないと、「聞く」のは難しいと述べています。


僕自身、なんで他者にあんなにきつく当たったり、話をちゃんと聞かなかったのだろう、と後悔してきた経験はたくさんありました。

 

そういうときは、僕自身も心に余裕がありませんでした。


でも、相手にとっては「まともに話を聞いてくれない人」でしかありません。


余裕がない、孤独な人間同士がお互いに「聞いてもらおう」とすることほど不毛なことはありません。

 

僕も妻と結婚して数年が経ちますが、やはり聞いてもらえないことに関してのすれ違いがまだまだあるように思います。


心が通じているように感じていても、結婚してお互いのことを知った気でいたとしても、関係が悪くなってくると真面目に話し合おうとしても罵声のぶつけ合いになってしまう。

 

そうなるともう何を言っても通じないし、お互いが傷つけ合うだけと、話す気すら起きてきません。

 

ここではコミュニケーションの技術が拙いからと言うテクニック的な問題は関係ない気がします。

 

お互いに好ましく思っていれば何をやっても許し合えるし、反対に嫌いな人の行動は必要以上に目に入ってしまうし、なんでも気に障る。


どんなに「聴く」ことにはテクニックを活かせても、親しい人、身近な人の話をうまく「聞く」のは、人間関係がこじれてしまうと、どうしようもない面があるのです。

 

シンプルなようでいて、かなり奥深い「聞く」「聞いてもらう」という行為。

 

この循環を自分の中に習慣化させていければ、人生の何かが必ず変わってくると思いました。

 

【番外編】僕の職場にいるSさんのエピソード

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僕の職場の同じチームにいるSさんという女性は、今回の「聞いてもらう技術」を最強クラスで備えていらっしゃる方なのでご紹介します。

 

内勤のSさんは年齢は38歳くらいですが、

 

見た目はどうみても20代後半、すらっとしてらっしゃって、顔も小顔でお綺麗です。

 

性格は一見静かですが、ノリや愛想も良く、気が利く性格です。

 

ミドルエイジの御仁ならハマること間違いなしの女性です(失礼)

 

彼女は一般的には「聞き上手」の類だと思っています。

 

僕も仕事で困ったことがあったら、Sさんに相談しますし、他のメンバーもSさんにトラブルシューティングしてもらうことが多いですね。

 

社歴も十年は超えていて、業務知識もピカイチだし、仕事も早いですし。

本当に頼りになる方なんですよ。

 

では彼女のどんなどころが「聞いてもらう技術」最強なのか?

 

それは、Sさんが「感謝」してくれることです。

 

Sさんは普段から、誰かが彼女にしてくれたどんな小さな親切でも、「ありがとう」という気持ちを非常にバリエーション豊かに表現してくれることが多いです。

 

例えばSさんが忙しい時に、代わりにSさんの仕事を誰かがやってあげたとします。

そうすると、Sさんが後でお礼を言いにきてくれるんですね。

 

そうすると、やってあげた側も「またSさんのためにやってあげよう」という気持ちになるわけです。

 

ところが、たまに彼女がお礼を言ってくれないことがある。

 

余計なことしたかなと思ってSさんの方を見てみると、何やら頭を抱えて悩んでいる。

 

これは何か深刻なシチュエーションだなーー周囲の人はSさんを見て、話しかけに行きます。

 

これなんですよ。

 

Sさんの固有スキル・サイレントアラーム(技名は適当です)

 

どんなことでも大体感謝してくれるSさんが、それをしてくれないというのは、彼女自身がお礼を言える余裕がないということ。

 

「私の話を聞いてほしい」という、声にならぬ声で周囲に聞いてもらいたいサインを出しているのです。

 

非常にスマートというか、これを意図せず天然でできちゃっているので、その強みを幾分の一でいいからほしいと、そんなSさんの見るたびに思います。

 

あなたの職場にも、Sさんのようなスペシャリストはいますか?

 

案外、気が付かないところにいるかもしれませんよ。

 

 

まとめ

今回の内容は非常に奥深く、難しいテーマだったので強み探しがまとめきれないところがまだまだあるような気がしました。

 

「聞いてもらう」行為自体は非常にシンプルな行為です。

 

ですが、他人の話を余裕を持って「聞ける」ようになるために、自分の話を「聞いてもらおう」という意識づけがあるだけで、だいぶ変わってくるのではないでしょうか?

 

僕もこの技術がさらに磨けたなら、いつかご報告したいと思います。

 

それではまた、次の強み探しで会いましょう。

 

 

【箸休め】雑記です

今日から3月ですね。

 

このブログを初めてはや3週間くらいが経とうとしています。

後少しで一ヶ月を超えるでしょう。

 

読んでいただいてありがとうございます。

これからも続けていきたいと思います。

 

このブログを更新しているのは、読んでくれている皆様の強みに何かしら貢献したいなと思ったのはきっかけですが…

 

色々な強みを探していると、さまざまなところに目がいきますね。

粗探しといったら言葉は悪いですが、ヒト・モノの長所、短所に目がよく行くようになりました。

 

おや変わったな、と思ったのは先日のこと。

 

所用で、東京・高円寺に伺いました。

 

ご存知かもしれませんが、

高円寺というのは夢見る芸人やミュージシャンの街として知られています。

 

最近では「高円寺芸人」という新しいジャンルで、高円寺に昔住んでいたことのある芸人がご当地あるあるを披露して、地元民から一定の支持を受けているそうですね。

 

シズマは学生時代、都内の大学に通っていたのですが、

この高円寺という街が当時は嫌いでした。

 

駅前はごちゃごちゃしているし、汚いし、歩いている人の装いもどこか怪しい。

ここはどこだ、インドか?みたいな。

 

治安の悪さ(失礼)を感じていたので、当時のピュアハートな僕はビビっていたのだと思います。

 

ですが、この間十数年ぶりに高円寺にいったら、印象ががらりと変わっていました。

 

街並みとか人の雰囲気が変わったのではありません。

自分の中のセンサーが変わった気がしました。

 

具体的には、高円寺を「楽しい」と思うようになっていました。

 

ちょっとした裏通りに入ると、いい感じの居酒屋さんとか古着屋さんがあり、

また別のところに行くとおしゃれなカフェがあったり。

 

個人的に大好きな坦々麺のお店もあって、お客さんがサイケデリックな方しかいなかったのはウケました。

 

その中で、いい感じに街に溶け込んでいる銭湯さんがあったので、思わず入ってしまいました。

銭湯なんて、生まれて初めて入りました。

 

中は外から見たら考えれられないほど、お客さんで溢れていてびっくりしました。

一番びっくりしたのが、背中にタトゥーを入れている人が入っていたんですよ。

 

スーパー銭湯みたいな健康施設だとタトゥー入れている方の利用はNGらしいですが、街の銭湯はオッケーなところが多いらしいですね。

 

歴史的な経緯とかDNAもあるので、根本にある考え方が違うのだと思います。

 

お風呂に入って、しばらく経って、自分の中の感じ方が前と違っていることを考えてみました。

 

もう自分も30代。

家族も持ち、新しいことにチャレンジするにも優先順位をつけないといけない。

 

何が自分にとって必要な学びか?

どうやって強みを探していくか?

自分と家族の「ありたい姿」とはなんだ?

 

こんな思考に頭が囚われてしまって、ぼーっとしてました。

お風呂から出た瞬間、何とはなしにさっきの感情が言葉になりました。

 

余裕がある。

 

この一言に尽きました。

 

高円寺で街並みをゆっくりとみる余裕も、こうして素敵な温泉を見つけて入ってみようと思う気持ちも、そしてこうしてブログをかけている時間も。

 

30代に入ってしまったから、当然無茶な行動はできません。

ですが、自分にはこれまで得てきた自分だけの「人生経験」がある。

 

僕の人生経験なんぞがどんな役に立つのかいまいちよく分からないですが、

過去の辛い経験が、いま僕の余裕を作ってくれていることに気がつきました。

 

考え方によっては、この余裕も強みと言えるかもしれません。

大体のことも受け入れて流せる柳のようなメンタル。

 

その日は何か大事なことに気づいた感じがして、少し心が軽くなった気がします。

とはいえ、強みを持っている人を見るとハンカチ噛むくらい羨ましいのは変わっていないのですが。

 

以上、時たま書きたくなる駄文をチラ見していただいてありがとうございました。

 

街歩きで強み探し、なんてこと企画も面白そうですね。

クソマイナーな街に突撃して、その街の「強み」も発信していけたら面白いですね。

 

それでは、また次の強み探し沼でお会いできることを楽しみにしています。

 

 

 

 

【時短効率化】朝食FIXシートの強み

強み探しの沼はいかがでしょうか?

シズマです。

 

今回は【時短効率化】に関する強み探しになります。

 

いきなりですが、皆さんは朝食を食べていますか?

 

これは結構人によって立場分かれますね。

 

食べても体に悪いし、食べなくても体に悪い。正直、根拠に乏しいですが、食べる食べないはその人の生活習慣によるのかなと思います。

 

ところが! シズマはそうはいかないんですね。

 

シズマには子供が二人おりますが、上の子が今3歳なので、保育園に連れていく前に朝食を作らないといけないのです。

 

子供には、さすがに何か食べさせないと悪影響がありますからね。

 

でも朝のクソ忙しい時間に、毎回朝食を考えるの面倒くさい!

 

今回はそんな悩みから生まれた強み探しになります。

では、ご紹介します。

 

【朝から頭を使いたくない人へ】朝飯FIXシートとは?

 

(↑の画像が、僕が「朝飯FIXシート」と呼んでいるものです)

 

 

朝飯FIXシートとは、子供の朝食を曜日ごとに固定化してしまおう、という発想で生まれたアイデアになります。

 

このシート運用を始めてから朝のストレスがだいぶ減り、スッキリした思考で一日をスタートすることができました。

 

子供の朝ごはんを作るのって、ものすごく頭を使います。

 

何を食べさせるのかもそうなのですが、朝ごはんを作るのにかかる時間の計算やら、自分の支度に関わることやら、優先順位なって行ってられないくらい頭がスクランブル状態になります。

 

もう頭を一日分使ったんじゃないかってくらい、朝からストレスと疲労感を抱えた状態になります。

 

僕はしばらくこの状態が続いていたのですが、フラストレーションを抱えた状態って表に出るんでしょうか。

 

たぶん敏感に感じ取った子供が、不安定になって泣き出してしまうことがよくありました。

 

これはヤバい、と思ったので、どうしたらいいかネットで検索していたところ、

TIPSとしては【朝食のメニューを固定化する】というアイデアがたくさんありました。

 

これはシズマ的にはあまりよろしくないと思いました。

 

毎日同じものを出すので親側は楽ですが……

 

当の子供は食べていて楽しいのだろうか?

栄養が偏るのではなかろうか?

 

固定化しているぶん、親は思考をショートカットできるので楽ですが、子供の立場になって考えたら飽きますよね。

 

ですので、ここはもう一捻りしてみようってことで、上画像の朝飯FIXシートが生まれました。

 

 

要注意の食品を意識しよう


この朝飯FIXシートを作るにあたり、ベースにした本がありますのでご紹介します。

 

 

この本を読んで、子供の食事に対する認識が変わりましたね。

 

何をあげるのか?ではなく、何をあげないのか?という視点で捉えた食事本でした。

今まで栄養バランスのことしか頭になかったシズマにとっては目から鱗でした。

 

一番取り扱い注意なのは、タンパク質でした。

 

子供の腸は未発達で、大人の腸が吸収できるタンパク質が子供には消化・吸収仕切れないことがあるそうです。

 

消化・吸収できずに残った腸が入ってくると、体の中で異物と見なされてしまい「アレルゲン」へと変化してアレルギーを引き起こしてしまうのだそうです。

 

特に要注意食品が「パン」「乳製品」の2種類です。

 

パンは小麦粉に含まれるタンパク質のグルテンが体内で消化されにくく、

未消化のものがアレルギーや他の疾患の原因となる可能性があるということでした。

 

最近、よくグルテンフリーという概念は、こうしたリスクを回避するためにスタートしたんですね。

 

続いて、牛乳。

 

牛乳のタンパク質・カゼインは消化・吸収されにくく、アレルギーや腸疾患の原因となるリスクがあるそうです。

 

パンも牛乳も普段何も考えずに食べているものだったので、このメカニズムを知った時は驚きました。

 

同時に、自分の子供に対してとりあえずなんでも食べさせる、ってスタンスは親としてどうなのかと。

 

無知であることが恥ずかしいと思った瞬間でした。

 

とはいえ、これらの食品を完全にシャットアウトするのもそれはまた難しい。

保育園の給食では、牛乳は毎日出されていますから。

 

ならば、せめてパンと牛乳を毎日あげることはやめて、日替わりでメニューを組んだらいいのでは?ってことで、上の2つはローテーションを組みました。

 

また、他の食品から摂れるタンパク質もよく検討しました。

お肉とか魚とか大豆ですね。

 

偏らせるのではなくて、「食べ合わせる」ことの栄養摂取を意識しました。

 

ちなみに、果物なんかも日替わりであげることにしました。

 

保育園の献立を見て驚いたのですが、おやつで結構な頻度で果物をあげていたんですよね。

 

果物の中に含まれる果糖という糖質の成分があるそうですが、これが子供の体内で分解するのに時間がかかるらしいのです。

 

分解されずに体内に残ってしまった果糖はどんどん蓄積されていき、最終的には体内脂肪となってしまう……

 

つまり、肥満ですね。

 

子供のうちからこのような症状には悩ませたくないので、果物の食べ方も朝飯FIXシートに入れることにしました。

 

 

朝飯FIXシートのメリット

朝にスムーズに動ける

女性の無料写真

 

あらかじめメニューを固定化しているので、準備時間にどれくらいかかっているか、把握できることがポイントです。

 

ある程度メニューが決まっているので、無駄な動きをすることがありません。

 

朝はめっちゃ時間と体力を使います。

 

食事の準備だけでなく、やるべきことはいろいろとあります。
子供が小さいうちは着替えの手伝いも必要です。

 

我が子は大体僕の思い通りには動いてくれないので、このシートで時間管理が可能になったことは大きかったですね。

 

 

買い物技術の向上

 

 

シートを使った料理がある程度習慣化してくると、別の感情が生まれ出しました。

 

朝飯が単調すぎて飽きた

 

朝ごはんを作ってると、どうしても単純作業になりがちになってきます。

 

同じ食材、同じメニュー。作ってる側は楽でいいですが、栄養偏るし、子供だっていつかは飽きるでしょう。

 

そんな作業感がちょっと嫌だったので、色々と応用を効かせてみました。

それは、普段買わない食材を買ってみるということです。

 

例えば野菜ですが、みなさんがよく使う野菜ってありますか?

 

にんじん、じゃがいも、トマト、ほうれん草、あたりではないでしょうか。

他にもあると思います。

 

もちろんシズマもこれらの野菜を現在進行形で食べさせていますが、やはり飽きる。

 

それでちょっとあまり食べない野菜を探してみました。

それは、カリフラワーです。

 

親やってまだ数年ですが、子供の朝食にカリフラワーなんて出したことがありませんでした。

それどころか、自分でさえ食べません。

 

ということで、カリフラワー、子供に与えてみました。

意外に食べてくれました。これは嬉しい。

 

ここでは割愛させていただきますが、カリフラワーにもいろいろ素晴らしい栄養が詰まっているそうですね。

 

食べ過ぎはもちろんNGですが。

 

これができるようになったおかげで、知らない野菜とか肉の部位なんかをネットで調べて、栄養方面の知識がつきました。

 

もちろん、栄養ばかり考えていて高級食材ばっか買ってたら支出がエライことになりますので、

一回の買い物でこれくらいの金額に収める、というのを意識して買い物に行っていました。

 

 

料理のバリエーションが増える

 

僕が得意な調理は、中華風です。

 

理由は味が好きだからというのもありますが、調理が楽なんですよ。

 

油をフライパンにぶちこんで、ウェイパー使って、辛くして、炒めて終わり、みたいな。

 

シンプルでしょ?

 

でもこれ毎日やってると、同じ味付けになってることに気がつきました。

 

さらによくないことに、子供がその味を覚えてしまって、偏食になってしまうかもしれない。

 

なので、和風の味付けにして食べさせてみました。

 

これも食べてくれたので、嬉しかったですね。

 

こんな感じで、普段の調理法を変えてみるだけでも新たな気づきがあると思います。

 

料理のバリエーションが増えるだけでも、レベルアップ感がありますよ!

 

 

【効果検証】子供の様子は?

男の無料写真

 

これを始めてやったのが、2023年2月上旬くらい。

 

この記事を書いているのがそれから3週間くらい経ってからですので、試しに効果を検証してみました。

 

結論から言いますと……

 

よく分からないですね笑

 

大きな変化はないですが、朝ごはんは残さず食べたり、ご飯を楽しんでくれている感じが見受けられました。

 

シート導入前はお残しが基本だったので、小さな変化が少しづつ、出ている感じでしょうか。

精神的に安定している気がします。

 

個人的に思うのは、偏りなく栄養摂取することは、フィジカル面ではもちろんですが、メンタル面でも改善が見られるのかと感じました。

 

まだまだこれから、実践を重ねていきたいと思います。

 

 

まとめ

今回は朝飯FIXシートの強みをご紹介しました。

 

子育ての観点から強み探しをしてみるのも面白いと思った試みです。

他にも紹介したいものがたくさんあるので、記事のアイデアをあっためておきますね!

 

それではまた、次の強み探しでお会いしましょう。

 

【刀の名工のように強みを鍛える】習慣化の強み

強みってますか?

シズマです。

 

最近、また5時起きを始めました。

寝るのは23時くらいなので、6時間睡眠くらいをキープ。

 

前はよく5時起きをしていたのですが、寒くなってきてからは、起きるのが辛くなってしまっていたので辞めました。

だって気持ちいいじゃないですか。二度寝

 

まあ起きて何かしてれば自然と目が覚めますけどね。

それになんだか時間を有効活用できている感があります。

 

というわけで、今回の強みは「習慣化」です。

 

意識がけ次第で毒にも薬にもなる。

僕のGODメンターが与えてくださったアルファにしてオメガ、初歩にして最終奥義のようなやつです。

 

早速ご紹介させていただきますね。

 

 

習慣化とは?

 

我々自身は繰り返し行っている行動により作られる。したがって、優秀さは行動ではなく習慣によるものだ。

(引用元:--アリストテレス(哲学者)「二コマコス倫理学」より)

 

超有名な古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの言葉です。

もうウン千年の昔の方が、習慣化についておっしゃっておられます。

 

ここで習慣化について、再確認したいと思います。

 

習慣化とは、無意識に行動や思考を繰り返す状態になることを指します。

 

冒頭でお話しした5時起きのパターンなんかがそうですね。

 

僕たちは非常に細分化された習慣を繰り返すことで生活しています。

通勤通学、食事や運動、ありとあらゆるものが非常に小さな習慣の上で成り立っています。

 

「慣れ」と言い換えてもいいかもしれません。

我々人間が他の動物と違って人間である唯一の違いの一つに、この習慣があります。

 

なぜ習慣化が難しいのか?

こんな経験はあるでしょうか?

 

TOEICの勉強した方が有利」と聞いて、とりあえず英語の勉強を始めてみたものの、長続きせずに途中で辞めてしまった。


ダイエットのためにジムに通い始めたものの、結局行ったのは最初の3ヵ月だけだった。

 

おそらく大半の人が経験があると思います。

僕もわかりみが深すぎて、他人事ではいられません。

 

なぜ続けることは難しいのでしょうか?

考えられる理由をいくつかピックアップしてみました。

 

すぐに効果が出ないので飽きる

目標設定が高く、完璧にこなそうとしてしまう

本当にやりたいことではない

 

大事なポイントはモチベーションですね。

意思決定と言いますか。

 

「何か決め事をする」というのは、脳に負担を強います。

新しいことをチャレンジする時に、結構なパワーを使って疲れる感覚。まさにあれです。

 

大半の人は、スタートさせたことを習慣化させられる前に挫折してしまいます。

続けることって、それだけ難しいことなんですね。

 

逆に言えば、習慣化はできてしまえば、それだけで強みになります。

 

 

習慣化の3つのメリット

 

習慣化のメリットをご紹介します。

 

目標が達成できる

 

社会人になってから何かの目標を達成できたって実感のある人ってどれだけいるんでしょうか?

 

仕事以外の目標達成になってくると、実はあまりいないんじゃないか?って時々思ってしまいます。

 

理由は、忙しいから。

 

日々、仕事や育児に忙殺されて自分の目標を達成しようとする行動って非常にハードルが高いです。

なんか別のことをやってる時間があったら寝たいし、YouTube見たい。

 

そんな忙しい毎日の中でも習慣化ができてしまえば、目標は達成できちゃいます。

 

時間の有効活用

 

一度習慣化ができると、その行動にかけるリソースが一気に軽減されます。

何も考えなくても、反射的に身体が動くようになります。

 

何かに着手する前にTwitter見てから、といった無駄な時間がカットされ、自分の目的のために使える時間を増やすことができます。

 

自信の蓄積

 

僕のGODメンターから習慣化について、ありがたい言葉をいただいていますのでここであなたにぜひ知って欲しい。

 

習慣化とは、自分との契約である。

 

何かを習慣にしたい時、これは自分との契約、約束事なんだって捉え方をしてみてはどうでしょうか。

 

契約って、自分と相手を信用して行うものですよね。

一度反故にしてしまえば、途端に信用を失うことになります。

 

習慣化に失敗した人って、「どうせまた長続きしない」って思い込んじゃうと思います。

 

それは言い換えれば、自分への信用を失ってしまったことを意味します。

 

逆に信用を深められる=習慣化が成功することができれば、それは自分への自信につながるのではないでしょうか。

 

自信を蓄積していけば、やがて大きな強みを得ることだって、不可能ではないでしょう。

 

【どうやって習慣化するか?】習慣化への戦略

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習慣化にかかる時間を決める

 

まず、習慣化にはどのくらいの時間が必要なのかを知った上で、習慣化への道を切り開いていきましょう。

 

ロンドン大学の研究では、習慣化に必要な時間はおよそ18日〜254日(平均66日)の時間が必要としています。

(参考:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world

 

最低でも18日間の時間が必要ということになります。

 

ただ、この研究では取り組んだ行動のパターンが広いため、一概にこの期間かかる、というのはありません。

 

「一日3回歯磨きを毎日する」程度の簡単な行動なら18日必要かもしれませんが、

「毎日腕立て伏せをする」ハードな行動なら、254日くらいの時間は必要かもしれません。

 

個人的には、2週間続けることを念頭において、習慣化を目指していました。

 

2週間なら短すぎず、長すぎず、ちょうどいい塩梅の時間なのでおすすめです。

 

気楽に始める

 

習慣化したいと思ったことは気楽にスタートしてみましょう。

 

この時点でよく目標設定だとか、自己分析が必要というTIPSもあります。

 

シズマ的には、これらを考えている時点で、時間も体力も減ってしまっているのであまりおすすめはしません。

 

チャレンジしていく中で、適宜修正していくやり方をおすすめします。

 

例えば「早起き」を習慣化させたいとして始めてみます。

 

今まで7時に起きていたのに、次の日には6時50分に起きた。これは小さいですが、大きな成功です。

 

10分間の時間をゲットできました。

 

しばらくそれを続けてみて、その10分を使って何ができるのかを色々考えてみましょう。

早く通勤ができて仕事の効率が上がるのか、朝食を味わう時間が増えたのか、人によってそれぞれメリットが異なると思います。

 

大切なのは、自分の努力によって10分が、あなたにとって要るか要らないか。

 

必要ならばもっと早く起きたいとポジティブに考えられますし、不必要ならば元通り10分は睡眠時間に充てます。

 

自分は続けれらなったのではなく、続ける必要のない習慣だったのだ。

 

こうに考えられれば、行動できた上に、自分への信用も深まります。

 

ぜひ、その視点を持ってみてください。

 

 

【低いハードルから始める】「快」の感情を捻り出す

 

最重要ポイントです。

それは、めっちゃ低いハードルからスタートすることです。

 

僕らの脳は非常にわがままです。

 

自分が居心地がいい状態「快」の状態になっている時は負担がかかりにくいし、

反対に居心地が悪い「不快」の状態なら継続がが困難な状態だと判断します。

 

筋トレがわかりやすい例です。

 

ジムで体を鍛えたい。でも行くのが面倒くさい!

 

そういう時は、まずは「ジムに行くこと」から習慣化してみましょう。

2週間くらい、できれば決まった時間にジムに行って、とりあえず自分の思った通りにトレーニングしてみましょう。

 

この時、負荷のかからないトレーニングであることが大切です。

最初から負荷をかけすぎると、脳が「しんどい」と判断して次から行くのが億劫になってしまいます。

 

時間が経って、徐々に慣れてきたら負荷を上げていきましょう。

この時点でジムに通うという習慣の土台が出来始めているので、あとは発展させていくだけです。

 

 

まとめ

 

以上、習慣化の強みがテーマでした。

 

習慣化への戦略ではご紹介しませんでしたが、同じ目標を持つ仲間と励まし合って習慣化を目指す、というのも全然ありですね!

シズマは友達いないので実現できませんが笑

 

今回の強み探しでまた強くなれましたか?

 

それではまた、次の強み探しで。